豊見城市与根にある珠数森前(地図)です。
こちらは、与根線(45番)が停まります。 変更等があるのでバス会社に確認して下さい。
バス停の右奥に写る珠数森(じゅずもー)が名称の由来ですが、「珠数」と書くのか「数珠」なのかと迷ってしまいますが、大辞林によると、どちらでも良いとのこと。
国道331号線と県道256号線の渋滞回避の抜け道だったので交通量が多かったけど、豊見城道路が出来たので以前に比べて減ってます。
与根の珠数(ジジ)ガー(地図)。
こんな海のそばでも湧き水が湧いているのはすごい。
珠数森(ジジムイ)の名は二つの山が並んで珠数のように見えるところから付いたようです。 田頭のシーサーはこの山に向いて鎮座しています。
珠数森(東)(地図)。
ノロ墓
拝所の名称からノロが葬られていたと思われるが、与根にはノロがいないので、他の地域のノロが葬られていたことも考えられるが、詳細は不明である。
豊見城市史 第二巻 民俗編より
屋我地島のオランダ墓に埋葬されているのはフランス人という例があるので、ここもそういった類なのかもしれません。
こちらは、与根の土帝君(地図)。
珠数森(西)にある与根の拝所(地図)。
拝所の反対側にある、たぶんビジュル。
追記:按司墓(アジバカ)と与根の古老たちは呼んでいるそうです。
クーティークー(土帝君)
土帝君とは中国の土地公信仰が沖縄に伝えられたもので、沖縄ではトゥーティークンとよばれ、おもに農作の神として各地で祀られている。 クーティークーはその転訛であろう。
一般的には神像が祀られているが、与根では自然石を神体として祀っている。 〈略〉
また、土地の守り神ともいわれ、土地の相続や売買の際にも報告のために拝みに行くという。
豊見城市史 第二巻 民俗編より
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