南城市玉城糸数の糸数入口のバス停留所(地図)です。
八重瀬町宜次から始まる県道48号線を南に走らせて行くとここに来ます。
追記:志喜屋線(53番)は廃線になりました。
高台にあるので船越を一望できます。
糸数の集落に向かう坂を上って行くと右手に糸数城址(地図)が在ります。
案内通りに行くとグスクの裏手にある広場に着きます。
表門です。切石積みで作られています。
城壁の石積は左手奥は布積み、左手前は野面積みです。
糸数城は14世紀初期ごろ、玉城按司の三男・糸数按司が築城したといわれる。
糸数城は糸数按司の配下で怪力無双の比嘉御長(ウチョー)が、増築に必要な材木を購入するため国頭に出かけた間に、中山軍の上間按司が火攻めで攻撃し落城した。
引用:図説沖縄の城(ぐすく)
城の外れには糸数城ノ嶽(神名モリテル御イベ)が在ります。
糸数城址の道を挟んで反対側には糸数樋川(地図)の入口が在ります。
石畳の道を結構下って進んで行きます。
途中、カマンカジと呼ばれる湧き水が在ります。
糸数樋川の「男(イキガ)ガー」、「太陽(ティダ)ガー」という別名に対し、カマンカジは「女(イナグ)ガー」、「お月(ウチチ)ガー」と呼ばれているそうです。
さらに石畳を進んで行きます。
こちらが糸数樋川です。
昔、沖縄で干ばつが半年以上続いた時も枯れず、周辺の村から馬車で水を汲みに来るほどの水量があったそうです。
今の水の勢いは農業用のポンプが吸い上げているせいでしょうか?
次のバス停は…
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