那覇市国場のバス停留所です。
国場十字路を中心に「国場」のバス停が四方に離れて配置されています。 ご利用の際は気をつけてください。
国場十字路から沖縄大学向けに進んで行くとバス停留所(地図)はあります。
対向車線にある同じ「国場」の停留所は、国場十字路から津嘉山向けに進んだところにあります。 直線距離で330m以上離れていますので、間違えると大変です。
中央に見える交差点が国場十字路。
松が生えている場所は寺小毛(ティラグヮーモー)と呼ばれており、そこに土帝君が祀られています。(地図)
こちらは火神。
こちらが土帝君になります。
御嶽(土帝君)
自然崇拝、祖先崇拝が基本の沖縄であるが、そのほかにも中国や日本から様々な神様・仏様・信仰が伝わっている。ここは祠の中に中国の土地の神様「土帝君」の像が祀られているのが見られる数少ない場所のひとつ。
県道46号から路地の坂を上がった右手の松の生えた丘のあたりを「寺小毛(ティラグヮーモー)」といい、そこに土帝君が祀られた半球状の石積の祠がある。シーサーも置かれている。久米村の国場殿内(コクバドゥンチ)から拝領された金の仏様が祀られていたのが、いつの間にか赤瓦の像になってしまったそうだ。さらに顔が壊れ、コンクリートで補修された像が祠を覗くと見られる。土帝君は16世紀頃に中国から伝わったが、国場では土地の神様というだけでなく、農業・漁業・悪魔祓いの神様として崇められている。旧暦2月2日にお祭りがある。火の神の祠と香炉も近くに置かれている。2003年に整備された。
土帝君は南城市の屋比久や小谷、奥武島、本部町の瀬底島などでも祀られています。
バス停留所の向かいには登野城之御嶽(地図)があります。
外から見て想像していたより階段を上る。
こちらが御嶽です。
登野城ノ嶽
上ヌウタキと呼ばれ国場集落の多くの拝所を合祀している重要な御嶽。
県道46号沿いの木々の生い茂る丘のあたりが「トノグスク」と呼ばれ、広い敷地内の階段を上がると赤瓦の大きな建物があり、国場集落内の9つの神様が合祀されている。「琉球国由来記」(1713年)には「オシアゲ森ノ御イベ」という神名が記されている。また、建物の脇には4つの井戸の神様も香炉と一緒に祀られている。1992年に整備された。
石垣市にも登野城の地名がありますが、関係があるのかは分かりません。 ちなみに石垣市の登野城の由来はトゥン(殿)とグスク(城)にちなむといわれているが、確定はしていないそうです。(角川日本地名大辞典より)
次のバス停留所は…
沖大アネックス (OKIDAI Annex-MAE)
他の「国場」停留所
小波蔵向け
上間向け
仲井真向け
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