2013年9月2日月曜日

美津呂前 (BIJYURU MAE)

Bijyuru before

 沖縄市の美津呂(びじゅる)前(地図)です。県道85号線のアワセベイストリートのサンエー泡瀬衣料館のある十字路のところです。

 ちなみに”ビジュル” とは霊石のことです。


Bijyuru before 1

 サンエー泡瀬衣料館の向かいにあるauショップに曲がってすぐに神社があります。
 
 そこが地名の由来である "ビジュル神" を祀った神社があります。



Bijyuru before 2

Awase Shrine

 こちらは泡瀬神社(地図)。ビジュル神を祀っております。

 アワセベイストリート(県道85号線)から脇に少し入ったところにありますが、本島南部に在住している僕は今まで全く知りませんでした。

 泡瀬ビジュルの由来 (神社にあった石碑より)

 泡瀬はその昔、「あせ島」「あわす小離」と称され高原村より東へおよそ九町、隔海に突出した無人の小島で、自然に形成された砂州と南西には広い干潟を有していた。

 一七六八年頃、読谷山間切の在番役を退役した樊氏高江洲(筑登之親雲上)義正は、初期の居住者としてこの地に入植し、広い砂州と干潟を開墾して、農耕のかたわら塩を焚き安住の地をここに定めた。

 ある日、漁猟に出た義正は海面に浮かぶ霊石をみつけてもちかえり霊験あらかたなるビジュル神として、島の西側磯のほとりに石祠を建てて安置し、信心したのがビジュル神信仰の始まりといい伝えられている。

 旧暦の九月九日にはビジュル参りの例祭があり、無病息災、子安、子授けなどの祈願に参詣者がたえない。一九三八年(昭和一三年)有志の尽力で旧石祠を改修して、社殿と二基の鳥居内外玉垣が建立され境内が整備された。

 一九八三年(昭和五八年)、泡瀬土地区画整理事業にともなう土地の全面 上げ工事の際に境内を拡張し、社殿と一の鳥居、二の鳥居はそれぞれ四尺嵩上げして移設、一の燈籠を新設、玉垣を改築した。



Awase Shrine 2

 旧暦の九月九日に祭があるそうです。今年は新暦では10月13日にあたります。

 子宝を授かるパワースポットとして有名らしく、わざわざ、県外から祈願するために来られる方もいるらしいです。


次のバス停は…
(画像をクリックすると移動します)

Fuji development before


1 件のコメント:

  1. いつも何気にある場所の歴史的背景がわかり今度子どもと一緒に
    遊びにいってみようと思います。

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福原 (FUKUHARA)

   南城市大里古堅にある「福原」のバス停留所です。  こちらは、糸満新里線(36番)、南城市のNバス(C1・C2・G)が停まります。 記載されている情報は公開時のものなので、変更などに対応していない場合は情報が違う場合があります。 ご了承ください。