那覇市首里池端町にある「首里城公園入口」のバス停留所です。
こちらは、首里牧志線(1番)、首里城下町線(7番・8番)、牧志開南循環線(14番)、石嶺開南線(17番)、那覇西原線(346番)が停まります。 ご利用の際は変更などがあるので、運航するバス会社に確認してください。
那覇市首里池端町にある「首里城公園入口」(地図)です。
このページでは「首里城」の記事は扱っていないので、別のサイトを検索してみてください。
すぐ近くにある城西小学校の校門。
近くで撮影すると通報されそうなので、遠くから撮影しております。
右手には龍潭池、中央の石垣は中城御殿跡地、そして道路と一体となっていて分かりにくい世持橋。
龍潭池の向こうに見えるのは沖縄県立芸術大学です。
上の写真の左側に「首里市(スイマチ)」と呼ばれる軒を連ねた商店街があり、1914年に電車の終点駅を設けるために立ち退きになりました。 この市(マチ)の傍にあることで当初は「町端(マチバタ)町」と呼ばれていましたが、1920年に龍潭池の辺りにあるということで「池端町」に改称しました。
(首里の地名 著・久手堅憲夫)より
世持橋を偲ばせる暗渠が見えます。
橋の欄干には魚や貝などの浮彫りがされ、俗称で「ランカングヮー」と呼ばれていた世持橋は、1661年に尚質王の時代に架橋されました。 残念ながら沖縄戦で破壊されてしまいましたが、橋の一部が県立博物館にあるそうです。
(首里の地名 著・久手堅憲夫)より
ヤマトガー(地図)
琉球石灰岩の掘り抜き井戸で、町端町の唯一の共有井戸ムラガーである。 故宮里栄翁によると、大正の初め頃、宇久(ウヒナ)という大和人が中心になって掘削したことで、大和川の名で呼ばれるようになったという。
(首里の地名 著・久手堅憲夫)より
こちらは三尾の坂(サンミヌフィラ)。
サンミヌフィラ
首里の方言で金魚のことをサンミという。 金魚の美しい臀鰭(しりびれ)からきた三尾のものであろうと考えられる。
このフィラの東隣する宅地は、王府時代に中国から金魚を持ち帰った城間家のものであった。 この城間家はいまでもサンミの屋号で呼ばれている。 サンミヌフィラとはサンミ(城間家)の側のフィラのことだろう。
(首里の地名 著・久手堅憲夫)より
こちらは首里劇場(地図)。
沖縄最古の映画館は、残念ながら今月で解体されるとのことです。
首里劇場
1950年9月21日に開館し、1970年代以降には成人映画館として営業していたが、2021年5月1日から2022年4月までは名画座として営業していた。座席数は211席。長年35mmフィルムで上映を行ってきたが、2014年12月3日をもってフィルム上映を終えてデジタルに移行した。2022年4月に3代目館長が亡くなり閉館。2023年10月16日から解体工事が開始される
(Wikipediaより)
10年前ぐらいに訪れたときは上映中の作品(成人映画)の音が外まで漏れていて、その脇を下校中の小学生が通る光景はとても衝撃的でした。
当劇場は沖縄芝居の興行のほかに学校の文化祭や芸能コンクールの会場としても使われていたようです。 沖縄芝居は80年代初頭に仲田幸子さんの「でいご座」が母の日公演が最後とのこと。
(沖縄まぼろし映画館 著・平良竜次+當間早志)より
次のバス停留所は…
当蔵
首里高校前
「当蔵」もお願いします。
返信削除コメントありがとうございます。
削除「当蔵」を近いうちに掲載出来るように頑張ります。
どう致しまして。
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