那覇市三原と繁多川にある「県営繫多川団地入口」のバス停留所です。
こちらは、松川新都心線(3番)、識名牧志線(5番)が停まります。 ご利用の際はバス会社に詳細を確認してください。
那覇市の市道・松川繁多川線沿いにバス停留所(地図)はあります。
以前の名称は「酒造所前」だったようですが、いつごろ変更になったのかは分かりませんでした。
こちらは「モーイー通り」。
この先に「モーイー親方」の墓があります。
伊野波親方盛平
琉球王国の官僚。 唐名は毛克盛を名乗った。
伊野波盛紀の長男。 毛氏伊野波殿内と呼ばれた貴族の二代目当主でもあった。 盛平は頭脳明晰であったと伝えられており、沖縄の芝居や民話に登場し、「盛毛(せいもう)」「モーイ親方」「モーヰ親方」などと呼ばれていた。
1694年から1699年まで三司官を務めた。
(Wikipediaより)
護佐丸の子孫で琉球の一休さんと呼ばれるモーイ親方。 薩摩の殿様が出した難題を、とんち(?)をつかって解決する「殿様の難題」が有名です。
モーイ親方 殿様の難題(沖縄県立博物館・美術館 ホームページ)
首里や那覇を中心に全島で彼にまつわる話が40以上あるそうです。
殿毛(トゥンモー)跡。
写真奥で頭一つ飛び出している建物が県営繁多川高層住宅。
上の写真の交差点を境に左手は三原二丁目、右手は松川一丁目、後方は繁多川一丁目になっています。
近くの淑女に聞いた話では、こちらに酒造所があったとのこと。 その酒造所は泡盛ではなくワインをつくっていたと思うけど、会社名は忘れてしまい覚えていないそうです。
その淑女にモーイ親方のことや酒造所のことを尋ねたら、なぜかご自身の年齢も教えてくれました。 「お若いですね。 僕の祖母と同じ大正生まれですか?」と聞いたら、「昭和4年生まれです!」と怒られました。
追記:県営繁多川高層住宅があった場所に「三楽オーシャン社」と地元沖縄の洋酒メーカー「ゴールデン社」の合弁会社「沖縄オーシャン社」の酒造所がありました。 ちなみに三楽オーシャン社は後に社名を変更して「メルシャン」になっています(現在はキリンホールディング傘下)。
次のバス停留所は…
繁多川入口
工業高校前
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