南城市大里稲嶺にある「目取真」のバス停留所です。
こちらは、百名線(51番)、前川線(54番)が停まります。 ご利用の際は変更等があるので、詳しくはバス会社に確認してください。
県道48号線の稲嶺交差点と稲嶺(南)交差点の間にバス停留所(地図)はあります。
方言では「ミドルマ(ミドゥルマ)」。
1903年に目取真村は湧稲国とともに稲嶺村に合併されました。
絵図郷村帳には玉城間切めとろま村、由来記には大里間切目取真村とあります。(角川日本地名大辞典より)
この先に行くと糸数方面に行く。
この先に行くと大城方面に抜ける。
未舗装路を進んで行くと大當井泉(オータイガー)がある。(木が生い茂っている所)
意識して見ないと気付かない馬駄井泉(ンマラーガー)。
馬駄井泉
公民館南西の擁壁にある井泉跡。 元はカッチン井泉と呼ばれていた。 馬駄井泉という呼称は、神役である馬駄(ンマラー)の屋敷の側にあったことによる。 馬駄とはノロが祭祀場へいく時に、馬にノロの荷物等を載せて先導する神役である。
南城市教育委員会「南城市の御嶽」より
道路沿いにあるので気軽に見れますが、存在に気付かないで通り過ぎてしまう。
こちらは目取真公民館です。
坂を上っていくと上門杜(イージョーモー)に着く。
上門杜
「上門森」とも表記される。 集落からみて北方の丘の頂部にある拝所。 区で御願(ウグヮン)を行う際、祀る対象の拝所が方々に散在し、一日近く時間を費やしていた事から、1948年にこれらの拝所をまとめて祀るようになった。 (略)
殿(トゥン)入口正面の上の祭神は左から、野呂殿内、白井(シロイー)の火ヌ神である。 殿に入ってすぐ左に、戸柱(トゥハシル(門番の役目))がある。
南城市教育委員会「南城市の御嶽」より
時間短縮のために移動させて、神様に怒られないのかな?と気になった。
殿に向かって右側の祠の祭神は、左から大當原(オータイバル)、中ノ御岳(ナカノタキ(地頭))、暑無(アチナシ)、公方(クボー)、六孫主(ルクマグシュー)、百名前(ヒャクナンメー)、大里世(ウフザトゥユー)、上ノ主(イーヌシュ)、与茶(ユンチャ)となっている。
南城市教育委員会「南城市の御嶽」より
漫画で登場人物の名字に使われそうな祭神名です。
殿に向かって左側の祠は左から、前ノ川(メーヌカー)、野呂殿内(ノロ殿内)、中ノ御岳(ナーカヌウタキ)、柴山(シバヤマ)、中森小(ナカムイグヮー)、白井となっている。
南城市教育委員会「南城市の御嶽」より
ウタンムトゥノーシです。
ウタンムトゥノーシ
上門杜祠群の南東にある祠。 元の位置から北東に約50m移動している。 白井井泉(シロイーガー)のそばにあったという。
南城市教育委員会「南城市の御嶽」より
今帰仁(なちじん)
上門杜祠群の東側にある今帰仁への遥拝所。 目取真区は9年に1回、今帰仁村にある今帰仁殿内を含む、今帰仁グスク内外の拝所へ参拝に行く。 この祭祀を「今帰仁ヌブイ」という。
南城市教育委員会「南城市の御嶽」より
目取真農村公園。
たぶん馬場跡。
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