「久米孔子廟前」の後編になります。
ここから読む方は、前編から読まれることをお勧めします。
大量の画像を貼ってあるため、かなりデータが重いです。
前編
福州園の入口です。
最初の写真を見ると門が閉まっていますが、僕が定休日の水曜日に行ったためです。
営業時間は9時から18時までで、入場無料となっています。
福州園は那覇市制70周年と中国福州市の友好都市締結10周年を記念して、平成4年に福州市産の資材を用いて建設されました。
福州市とは明や清の時代には琉球王国の交易指定港だった関係もあり、1981年に友好都市になりました。
入口の大門をくぐると、照壁(しょうへき)が目の前に飛び込んできます。
順路では左側に写る門より進みます。 僕は気付かなかったので反対側から逆走しました。
上の写真の反対側の左海三山廊(さかいさんざんろう)より進みます。
ちなみに福州の昔の別名が「左海」です。
回廊の途中からは欧冶池(おうやいけ)と、その向こう側の冶山(やざん)と冶亭(やてい)が見えます。
右手に写っているのは屛山(ぴんざん)。
その先を登っていくと清晏亭(せいあんてい)が在りますが、僕が行ったときは工事中で立ち入り禁止でした。
こちらの橋の名前は仙橋(せんきょう)。 名前の由来は知りません。
古代庭園の観魚景色を表現しているとパンフレットに書いてあります。(手抜きでスイマセン)
魚楽園の次は三友斎(さんゆうさい)。 こちらは樹木に囲まれた書斎だそうです。
ちなみに左海三山廊よりこちらは”秋・冬景色”がテーマになっていて、この三友斎は周辺に松・竹・梅の植物を植えて冬景色を表しているそうです。
三友斎の前から見た欧冶池。 左手に見える壁は入口正面にあった照壁です。
冶山(やざん)とその上にあるのは冶亭(やてい)。
裏側から見た照壁。
照壁の壁には「湖光嵐影」と書かれています。
四字熟語辞典オンラインには「嵐影湖光」の説明では
山水の美しい景色の形容。 山の新鮮な精気と湖面の輝きのこと。 「嵐影」は山に立ち込める精気、「湖光」は湖に日の光りが当たって輝くこと。
と載っていました。 なぜ、”嵐影”と”湖光”の位置が逆なのかは調べられませんでした。
冶山のすぐ脇には李白の像が建っています。
ここの風景は李白の「曲水の宴」の故事を表現しているそうです。
こちらは叢桂亭(そうけいてい)。
こちらは三十六鴛鴦館(えんおうかん)。 鴛も鴦も”おしどり”のことです。
この池の名は荷何塢(にかう)。
あの有名なブッシュマンの人とは関係は全くありません。
垂花門(久米村門)。
この辺りから”夏景色”がテーマとなっています。
東冶堂の裏。
順路通りに進んでいないので、裏から先にみるハメになりました。
東冶堂の中のガラスケースの中には、巨大な陶磁器の壺や宝剣(?)、あとマーラン船の模型が飾られています。
上の写真は”白塔(宝光塔)”ですが、下の写真は”烏塔(保聖塔)”です。
実は東冶堂を中心にして二つの塔が建っています。
白塔の後方から烏塔を見る。
上の写真は白塔の横に鎮座する仏像と、白塔の内部を下から撮影したもの。
桃花溪と凌波廊です。
ここは”春景色”がテーマになっています。
万寿橋と知春亭です。
知春亭は「すべて円満に」との思いを込めて円形になっているそうです。
次のバス停は…
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