浦添市の第二経塚(地図)です。
こちらは、城間線(
住宅街のド真ん中といった雰囲気です。
経塚の碑 (そばにあった案内板より)
昔、このあたりは松が生い茂る人里離れたさみしい場所で、ここに巣食う妖怪が道行く人々をたぶらかしていました。
16世紀のはじめ、高野山で修業した日秀上人(にっしゅうしょうにん)が、お経(金剛経)を書いた小石を埋め、その上に「金剛嶺(こんごうれい)」と刻んだ石碑を建て、妖怪を鎮めたと伝えられています。
その後、地震の時に「チョウチカチカ」、あるいは「チョウチカ、チョウチカ」と唱えるとおさまると信じられるようになりました。
お経を埋めた塚を経塚といい、この地域の名前の由来になっています。経塚の碑は旧暦の10月1日のウマチーヌウガンで拝まれるなど、地域の人々から大切にされています。
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