那覇市首里石嶺町にある「鳥小堀」のバス停留所です。
こちらは首里駅循環線(19番)が停まります。 ご利用の際は変更等があるので、バス会社に確認してください。
那覇の市道・鳥堀12号線沿いにバス停留所(地図)はあります。
こちらのバス停留所は去年4月に新設されました。
鳥小堀
方言ではトゥンジュムイという。 南に接する赤田・崎山の2村と合わせて首里三箇と呼ばれ、首里の中でも特色ある地域。 地名は野鳥の集まるクムイ(池沼)があったことに由来する。 この池沼は、首里古地図では広い面積を占め(現首里鳥堀町2丁目一帯)、中に小島がある。
近世になって村の池沼は次第に干拓されて宅地化し、王府時代末期までには姿を消した。
角川日本地名大辞典より
大きい池があった面影は、現在は全くありません。
鳥小堀は大正3年に鳥堀町1~5丁目になりました。
追記(2022年5月)
鳥小堀(トンジムイ)
グムイは部落の意味であり、鳥小堀はあて字で、本来、東籠(トングムイ)、つまり、首里当方の小邑という意味であろう、と『沖縄の古代部落マキヨ』にある。(沖縄の地名の由来:崎原恒新・著より)
いろいろな説があるようです。
1855年、鳥小堀村の奥里子は奄美大島の漁船に売られた。 翌年出漁中に時化にあい、漂流しているところをアメリカの捕鯨船に救助されてアメリカ本国に渡り、幕府の役人である小野友五郎が帰国する船に乗り、薩摩へ転送され、1867年帰国した。
角川日本地名大辞典より
ジョン万次郎みたいに、海で遭難してアメリカ人に救助され、アメリカ本国へ行った人がいるようです。(インターネットで調べても出てこない)
次も更新してください。
返信削除すみません、サボっていました。
削除更新頑張ります。