南城市知念具志堅にある具志堅(地図)です。
ここは、志喜屋線(38番)、知念佐敷一周線(A1右・A2左・A3右)、知念南回り線(E)が停車します。
具志堅は1946年に知念から字として分立して出来た地名です。
戦後の1945年から1946年まで知念「市」として米軍政府が地方行政緊急処置要綱で住民収容地区に制定しましたが、避難民が帰って行ったことで人口が減少。そのため市政は解消されたようです。
具志堅の樋川(カー)です。
知念大川が水源で、総粟石造りで昭和4年に完成したと説明書きにありました。
ちなみに粟石とは
海にすむ有孔虫の殻、石灰岩・貝殻などの欠片が固まってできた石灰砂岩で、色や形が〈あわおこし〉に似ているのでそう呼ばれる。沖縄本島南部に分布し石材として使われる。具志頭村港川の採石場から約2万年前の人骨が発見された。
『最新版 沖縄コンパクト事典』 琉球新報社
石灰岩にも種類があることを初めて知りました。 無知でした。
参考文献:
『日本歴史地名大系第四八巻 沖縄県の地名』 平凡社
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