こちらは世界遺産の識名園です。
バス停は識名園前で下車すると便利です。
識名園の受付です。
入場料は大人400円、中学生以下200円(小学校就学前の子供は無料)。
開園の時間は午前9時からで、閉園は4月から9月までの期間は午後6時まで、10月から3月までの期間は午後5時半(受け付けは各30分前まで)です。 休園日は毎週水曜日(水曜日が祝日、慰霊の日のときはその翌日)です。
ここは以前は完全に閉鎖されていて、たぶん2000年ぐらいに開放されたはず(曖昧でスイマセン)。 それまでは一般公開はされていませんでした。
順路に従って進むと最初に目にする番所。
正門。 ここも個人的には曰く付き。
こちらは現在は開きません。 王家の庭園の正門なのに意外と小さいです。
「心」の字を崩した形に模して造られた心字池が見えてきました。
上記の写真は東京の日比谷公園(地図)。 この池も心字池です。
近くにあった解説には、「心」という字を崩した形で池を作るのは禅宗の影響を受けた鎌倉・室町時代の庭に見られる日本庭園の伝統的な手法とあります。
僕は心が汚れているので、どちらの池も「心」という字には見えません。
こちらは、育徳泉「いくとくせん」。
ここに生えている藻はシマチスジノリは国の天然記念物。 どれがそれなのかは解りません。
御殿です。
識名御殿「しきなうどぅん」とも、南苑(首里城の南にあるから)とも呼ばれていました。
ここの敷地面積は約42,000㎡(約12,600坪)、東京ドームの約0.9個分の敷地です。 すべての建物の総面積は643㎡(約195坪)です。
心字池の排水路「滝口」。
昔、僕が小さいころは一般開放していなかったので、識名園の中はクワガタムシが沢山捕れる小学生の憧れの場所でした。 そこで当時、悪ガキの友達と一緒にここからよじ登り、クワガタムシを捕獲するため忍び込んだことがあります。 その際、園の中で放し飼いにされていた番犬のドーベルマン三頭に追いかけられて、命からがら正門の横の金網を乗り越えて逃げたことがあります。
あれ以来、僕は犬と識名園がトラウマです。
観耕台。
ここから南風原方面を望めますが、海を見ることは出来ません。 冊封(中国の皇帝に貢物をして、その国の王様と認めてもらうこと)のために来た中国の大使を識名園に招いた際、海が見えないここからの眺めを見せて少しでも琉球国が大きいことを示そうとした話は有名です。
首里城から識名園に行く道中もワザと遠回りした話も伝わっています。
バス停留所に戻る
(画像をクリックすると移動します)
識名園前 (SHIKINA EN MAE)
0 件のコメント:
コメントを投稿