糸満市の「武富」のバス停留所です。
こちらは豊見城市内一周線(105番)、那覇糸満線(446番)が停まります。 ご利用の際は変更などがあるので、運行しているバス会社に確認してください。
県道7号奥武山米須線の豊見城市と糸満市の境目に、「武富」のバス停留所(地図)はあります。
下りのバス停留所が設置されている場所は糸満市武富、上りの場所は豊見城市高嶺になっています。
右の旧道を境に糸満市武富と豊見城市高嶺に分かれます。
武富
方言ではダキドゥンといい、波平と併称してダキドゥン・ハンジャという。 1908年に武富村が兼城村に編入され、1961年に糸満町、1971年に糸満市の字となりました。
(角川日本地名大辞典より意訳)
高嶺
方言ではタカンミといい、隣接する平良とテーラ・タカンミと併称される。 近世から1903年までは豊見城間切高嶺村を称したが、平良村と合併して高良村となった。 その後、1908年の特別町村制施行によって1951年まで豊見城村字高良と称した。 同年、再び豊見城村字高嶺と称し、2002年に市制が施行されると豊見城市字高嶺となった。
(豊見城市史・第二巻民俗編より抜粋)
高嶺ではお産の際に出た胎盤(イーヤー)を家の後ろに埋めたようです。 近所の大勢の子供を呼んで笑わせながら埋めると、よく笑う子が育つと言われているそうです。
那覇市真嘉比でも「笑福(わらいふく)」といって同じように赤ちゃんの父親が集まってきた子供たちと、笑いながら胎盤を埋めることで赤ちゃんの福を願う風習があります。 こちらは参加すると産飯が振舞われたので、子供たちはマイ箸を持参して参加したとのこと。
次のバス停留所は…
豊西前 (TOYONISHI MAE)
保栄茂入口
豊見城平良
保栄茂 (BIN)
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