2020年4月20日月曜日

山田 (YAMADA)

YAMADA Busstop

 恩納村字山田にある山田のバス停留所(地図)です。

 恩納村「山田」のバス停留所は二ヶ所に分けて紹介しますが、こちらは名護西線(20番)、名護西空港線(120番)が停まります。



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  国道58号線の親志から琉球村の前を通り、久良波まで抜ける道路沿いにあります。



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 こちらは山田公民館。



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 58号線のすぐそばに国頭方西海道の入口があります。
 ~歴史の道とその周辺の文化財~
 「歴史の道」国頭方西海道は琉球王朝時代(約400年前)に造られた”道”で、当時の主要道路にあたり宿道とよばれた。 首里を起点にし、浦添、読谷村喜名、恩納をとおり名護以北に向かう道を国頭方西海道と呼ぶ。 道幅2.4m両側には松並木を造成したという。
 昭和58年から沖縄県がこの道の調査を実施しその中で保存状態のよい恩納村真栄田、山田、仲泊区において昭和63年度から恩納村が保存整備事業に着手した。
 その間、石矼の修復、道の修復、さらに、宿道周辺にある文化財の案内と説明をする標識等の設置をした。 また道の周辺には数々の文化財が多く、散策コースとして貴重な歴史遺産となっている。



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 こちらが山田谷川(ヤーガー)の石矼。 こんな所に石で橋をかけるなんて大変だったろうなぁと感慨深げに通る。
 山田谷川(ヤーガー)の石矼
 この石矼は、ヤーガーにかかり琉球石灰岩ののづら積みの桁部分にアーチ型式を施してあるが全体的に粗い仕上げの石矼といえます。
 現在の矼は、これまでアーチ部分の6枚の石がくずれおちていたため、平成元年度に修復したものです。 また、山手側の奥まったところは近年まで周辺住人の水浴場となったところです。 この地にまつわる琉歌が次のように詠まれています。
 山田谷川に思蔵つれて浴みて
 恋しかたらたる仲のあしゃぎ
 「愛しい人と共に山田谷川(ヤーガー)であびて、仲のあしゃぎ(館)で恋を語りあいたいものだ」の歌意
 なお、矼につなぐ石段部分は遺構を復元したものではありません。

 蚊がいっぱいいるので、僕はここでは恋を語り合いたくない。




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 再び58号線に戻ってみた。



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 山田谷川と58号線が交わる場所。 少し雑な作りに見える。



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 国道58号線からすぐ国頭方西海道の案内が見えますが、ここは最近造られた歴史の道でこの先に現存する国頭方西海道があります。



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 右手は水田跡。 面影一切なし。



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 山田の村屋ムラヤーです。

 明治後期村屋として山田城の下方の比嘉新繁宅(屋号ウィーチ)の庭に約十坪の茅葺の建物であった。当時の呼び名は区長でなく、村頭スントーと呼ばれていた。四代目区長(1923~1928年)松田常僅(屋号イリカンゼーク)の時代に(屋号ターサチ小)の住宅の東側二五九七番地に九十坪の土地に茅葺の平屋十二坪を新築した。昭和二十年までは、村屋として使用されたが行政事務はすべて区長宅で行っていた。又昭和の初期から山田校の校舎不足のため三・四年生の生徒はこの村屋で授業したとのことです。この村屋は戦争で焼失され村屋の役目を終えた。

 よほどの思い入れがあるのかと感じさせる、すごく立派な石碑が建っています。




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 ここからが国頭方西海道。



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 進んでいくと道が二つに分かれている。

 左の道が国頭方西海道です。



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 看板を右手に行くと護佐丸父祖の墓があります。



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 近くにあった看板には
 護佐丸父祖の墓
 山田城主であった護佐丸父祖一族の墓といわれ、山田城跡の中腹に位置する琉球石灰岩洞穴を利用した墓である。 墓前には一族によって建てられた碑文がある。 碑文は墓の修復(1714年)や碑の建立(1750年)などを記した次の内容となっている。 ~省略~
と、ありました。



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 看板の左手、国頭方西海道を進んでみた。



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 進んでいくと道から少し外れたところに産井があります。



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 たぶん山田城跡。

 案内看板があるんじゃないかと思われますが、その看板を探すには至らず。(間違っていたらスミマセン)




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 写真が道のり順に並んでおりません、あしからず。(掲載写真が予想を超えて多くなったので疲れてきた)



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 久良波大主の墓です。



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 久良波大主の墓の手前で分かれ道になっています。

 なにも考えず、とりあえずそこを進んでみた。




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 ちょっと違うのでは?と思い始めた。



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 歴史の道ではなく、ただの踏み慣らされた道?



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 無事に帰れるのか不安になってます。

 後方からガサガサと草をかき分けてくるいう音を聞いた時には、イノシシが襲ってきたのではないかと焦りました。(正体はクロスカントリーを楽しむ外国人女性二人でした)

 たぶん彼女たちも、ここでオッサンが一人で何をしているんだと思ったことでしょう。 「ハロー」と挨拶しただけで通報されそうな雰囲気が辺りには漂っていた。



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 長い獣道を抜けると石川高原展望台(地図)に着きました。

 見ての通り自動販売機などないので、自分のように無計画に手ぶらで行くと後悔します。




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 展望台だけあって、眺望は最高。 体調は脱水症状で最悪。



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 来た道とは別に下り階段があったので、これまた無計画に下りていく。



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 ここを工事した業者の方々を尊敬してしまう。



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 長い階段を下りていくと沖縄ロイヤルゴルフクラブの傍(地図)に出ました。

 ここから迂回するため舗装された道路を歩いて帰ろうとしたら、1時間20分ぐらいかかります。 タクシーも来ないので、再び階段を上って帰ります。

 ぜひとも来るなら、二人以上で行動した方が良い。(経験者談)

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琉大北口 (RYUDAI-KITAGUCHI)

   琉球大学の敷地内にある「琉大北口」のバス停留所です。  こちらは中城村の護佐丸バスの伊集回り線、久場回り線、久場琉大線が停まります。 掲載している情報は公開日時点のものなので、バスなどをご利用される際は関係各所に確認してください。