本部町崎本部にある部間(地図)です。
こちらは本部半島線(65番、66番)が停まります。
本部半島の南側を走る、国道449号線にバス停留所はあります。
採石場があるのでハゲ山がチラホラ見えます。
昔は今ほど道路がキレイではなかったので、通行する際は砂ぼこりが窓も開けられないぐらい凄かった。
同じに日に撮影しているのに、西と東で天気が違う。
ここは部間権現(地図)の入口の鳥居。
採掘中の山々を横目に上へと上っていきます。
この一帯は部間原層(ぶまばるそう)と呼ばれる本部層群中の1部層です。
古生代石灰岩を主とし、一部にチャート・粘板岩をはさむ。 橋本修一らにより命名(1976)。全層厚1000mに達し、フズリナ(紡錘虫)・四射サンゴ・コノドントなどの化石を含む。 藤田弘はこの前後の地層と一括して本部層とし、これら古生代二畳紀中期の化石は礫中に含まれることを理由に、この地層の年代を三畳紀後期とした。
沖縄大百科事典 沖縄タイムス社発行より
部間権現です。
この神殿の後ろにある鍾乳洞が御神体です。 いつから祀られているかは不明ですが、鍾乳洞からは15世紀ごろの中国製青磁が出土しています。
祀られているのは御天十二支ヌ神・御天七神・阿弥陀如来の三神です。
沖縄拝所巡り300 比嘉朝進著より
本部町出身の同僚が言っていた話では、昔、米軍がここ一帯を採石場にしようと開発に邪魔な部間権現も壊そうとしたら作業員が何名も亡くなったので、慌てて部間権現をキチンと祀ったんだと言ってました。
本当の話なのかを確かめられなかったのですが、那覇市識名にある尚徳王陵墓跡を移設しようとしたら作業員が事故で亡くなったとか、そのような都市伝説が拝所などで多い気がします。
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