2022年4月8日金曜日

玻名城 (HANAGUSUKU)

"HANAGUSUKU" Bus stop

 八重瀬町玻名城の「玻名城」バス停留所です。

 こちらは、西崎・向陽高校線(81番)、玉泉洞糸満線(82番)が停まります。 ご利用の際は変更等があるのでバス会社に確認してください。



HANAGUSUKU 1

HANAGUSUKU 2

 国道331号線の具志頭交差点から糸満市向けに行ったところに、「玻名城」のバス停留所(地図)はあります。

 方言名も「ハナグスク」。 「ハナ」は突端を意味し、「グスク」は近くの多多名城からきています。(角川日本地名大辞典より)



HANAGUSUKU 3

HANAGUSUKU 4

HANAGUSUKU 5

 歴代守護獅子之霊の石碑。

 NAHAマラソンの18km地点の目印になっている模様。



HANAGUSUKU 6

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 こちらは玻名城のお宮(地図)。

玻名城のお宮
 今からおよそ230年前、玻名城村に潮平(すんじゃ)ヌペークーという人がいた。 ある年所用で中国に渡り帰路遭難した。 晴天にわかにかき曇って強風が吹きまくり、波は荒れ狂い船は木の葉の如くゆられ、まさに沈没寸前であった。 ところが、不思議なことに急に海は静まり無事に故郷の玻名城村に帰ることが出来た。 ところが、残していった一人娘の姿が見えない。 その行方はまったく知れなかった。 人々が言うには、この山(現在のお宮の場所)に入っていくのは見たが、出て来るのは見ないと言う。 ペークーは山中をくまなく探したがついに娘は見つからなかった。 ところで、中国からの帰路海上で難に遭った時、急に暴風がおさまったのは、娘が山中に入り行方がわからなくなったのと同日同刻であったことに気がついた。 娘の加護が波を静め命を助けてくれたのだということがわかった。 ペークーはその山中に祠を建て娘の霊を航海の安全を守る神として崇信した。 すなわち、娘は「媽祖」となり海を静め父親の命を守ったのである。 このことは、やがて玻名城の人々に伝わり、部落の守神として改めてお宮を建立し、部落を挙げて崇信した。
(近くの案内板より)

媽祖
 媽祖(まそ)は、航海・漁業の守護神として、中国沿海部を中心に信仰を集める道教の女神。尊号としては、則天武后と同じ天后が付せられ、もっとも地位の高い神ともされる。その他には天妃、天上聖母、娘媽がある。台湾・福建省・潮州で特に強い信仰を集め、日本でもオトタチバナヒメ信仰と混淆しつつ広まった。
(Wikipediaより)

 那覇市の天妃小学校の「天妃」と同じ神様です。



HANAGUSUKU 10



次のバス停留所は…


玻名城入口 (HANAGUSUKU IRIGUCHI)
HANAGUSUKU IRIGUCHI



安里

3 件のコメント:

  1. これからも更新してください。具志頭バス停も追加してください。

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    1. コメントありがとうございます。
      タイミングが合わなくて(?)載せてませんが、近いうちに更新したいと思いますのでもう少しお待ちください。

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  2. ありがとうございます。
    どう致しまして。

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琉大北口 (RYUDAI-KITAGUCHI)

   琉球大学の敷地内にある「琉大北口」のバス停留所です。  こちらは中城村の護佐丸バスの伊集回り線、久場回り線、久場琉大線が停まります。 掲載している情報は公開日時点のものなので、バスなどをご利用される際は関係各所に確認してください。